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お久しぶりです。
制作担当の鳴海です。
最近めっきり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
風邪などひいていないでしょうか。
部員に関しては一度風邪が流行したのでしばらくは大丈夫だと信じたいです。
メンバー紹介も一通り終了し、しばらくは私が更新を担当します。
今回はフライヤー誕生の話です。
今回、制作の私と演出の郡司にはある思いがありました。
「写真で綺麗なフライヤーを作りたい」
ここ数年テアトル・ヒューメでは絵をかくのが上手い部員がフライヤーづくりを担当していました。
しかし、プロの劇団のフライヤーを見ると写真を使っているものが多く、それらが私たちの目にはすごく綺麗に映っており、いつかあんなフライヤーで舞台を宣伝してみたいと思っていました。
蹶起前、演出と制作二人だけの打ち合わせで、一番最初に決まったのがフライヤーに写真を使うと言う事でした。
そうと決まってから約半月、構図を決めるのに時間がかかりました。
何せ写真に関しては素人の集団活動。
どのような写真を撮ったらきれいになるかすらわからず、構図を考えるのにかなりの時間を要しました。
案を出しつくし、ピンとくるものが出なくなってしまったある日、ふとした拍子に演出がミニチュアを作りたいといった時から転機が訪れました。
既に部活の終了時間が迫った中での発案でしたが、その日のうちにミニチュアの原案を作り、
演出・制作の男二人でおもちゃ屋へ走り、シルバニアのコーナーで小さい女の子からの視線を感じながら、ああでもない、こうでもない。と家具を選び、店員さんの冷ややかな目を気にもせず買い物を済ませ、ミニチュア下荒井家の作成を開始しました。
その日のうちに、仮完成版ができ、そこから微調整が行われました。
この”微調整”が微調整にならなかったのです。
仮完成版での構図を完成版で再現ができない。
適当に撮影した仮完成版でしたが、どうやら奇跡の一枚であったらしく、完成版撮影時では、どんなに撮っても同じような構図にすることができませんでした。
一度妥協し、ちょっと違う角度で撮れたものを採用しそうになったこともありました。
しかし、よりいいものを仕上げたいと言う事で入稿寸前の物を取消し、もう一度撮影作業に取り掛かったのです。
こうして出来上がったのがこのフライヤー
一番こだわりたかった場所があります。
それは、家の壁紙に貼ってあるものです。
これは私たち3年生がヒューメで関わった芝居のフライヤーなんです。
覚えている方がいらっしゃるとうれしいのですが、ここ5回分のフライヤーを載せてみました。
気持ち的には今回の舞台が我々の集大成で、一番の舞台にしたいと考え、このフライヤーを載せることにしました。
余談ですが、今回の撮影はすべて演出の自宅で行われました。
なので、ところどころ使われている写真は演出の家にあるものです。
左中央の窓の中にいるのは演出自身。そして、本棚の本も演出の本棚を撮り、縮小したもので、左後ろ側にあるビールの棚も演出の家にあるものです。
一枚のフライヤーを作るのにかなり苦労した今回の芝居。
この一枚にもかなりのドラマがあったのです。
正確にはこの後にもうひと修羅場があったのですが、長くなるので割愛します。
ミニチュアは可能であれば当日に受付のところにおいておきますので、よかったら見ていただけると嬉しいです。(画像修正のすごさがよくわかります)
これにてフライヤー誕生秘話終了です。
しかし、長い!
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
次からはもうちょっと短くしますね。
次回は「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」のあらすじをお伝えできればと思います!
こうご期待!
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